公開日:2009-11-21
11/6 厚労省安全対策部会 酸化マグネシウムのリスク区分第3類のままで了承
平成21(2009)年11月6日 厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会が開催され、酸化マグネシウムのリスク区分についても審議されました。
平成21(2009)年11月10日発行 日刊薬業の記事「厚労省安全対策部会 ケトチフェン点鼻剤、第2類への変更了承」の中で酸化マグネシウムのリスク区分について答申された結果が掲載されているのでお知らせします。酸化マグネシウムに関する記事の内容を以下に抜粋しました。
同日の部会では、一般用の制酸・緩下剤である酸化マグネシウムのリスク区分について、当面は現行の第3類のままとすることも了承しました。8月の調査会で了承された内容と同じで、部会の了承により区分を据え置くことが確定しました。
参考資料:
日刊薬業 平成21年11月10日(火) 第12871号 P4
発行: 株式会社 じほう
東京都千代田区一ツ橋2-6-3 一ツ橋ビル
【MAG21研究会コメント】
平成21(2009)年11月10日発行 日刊薬業の記事「厚労省安全対策部会」で酸化マグネシウムのリスク区分について答申された結果が掲載され、一般用の制酸・緩下剤である酸化マグネシウムのリスク区分については現行の第3類のままと確定し決着したことになりました。
酸化マグネシウムは、便秘薬として年間延べおよそ4500万人に使用されていますが、これまで通り一般薬として医療機関、薬局、ドラッグストア、インターネットなどから求めることが可能となりました。
酸化マグネシウム副作用報告の問題に関しては、当ホームページで昨年末以来、以下のサイトにて取り上げてきました。
2008.12.10 「便秘薬で副作用15件2人死亡」のニュース
2009.01.27 「便秘薬で副作用」のニュース -第2弾-
2009.03.26 日本マグネシウム学会が学会見解・要望書を厚生労働大臣に提出
2009.05.18 厚労省 酸化マグネシウムのリスク区分再検討へ
2009.05.22 厚労省 酸化マグネシウムの区分、新手順で再審議へ
2009.06.10 酸化マグネシウム添付文書見直しを-日本マグネシウム学会が要望書提出
2009.08.14 厚労省調査会は6日、酸化マグネシウムのリスク区分について審議
2009.10.02 8/6 厚労省安全対策調査会議事録公開
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