WENELLに横田先生の監修記事マグネシウムと睡眠が掲載

公開日:2023-01-17

MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 客員教授 横田邦信先生の記事が、WENELLに掲載されたのでお知らせいたします。

WENELLのURLサイト
https://nell.life/wenell/3411/

横田邦信先生の監修記事“マグネシウムと睡眠の関係とは?不足した場合のリスクについても解説”の内容は、分かりやすく解説されていますので、是非ご一読をお勧めします。

【主な内容】
マグネシウムの効果
マグネシウムと睡眠の関係
マグネシウムが不足した場合のリスク
睡眠に影響を与えないためのマグネシウムの摂取目安量
マグネシウムが多く含まれる食べ物
まとめ

【コメント】
横田邦信先生は、WENELLに監修記事でマグネシウムと睡眠の関係などを解説しています。

マグネシウム摂取不足は睡眠障害をはじめ、様々な疾患と密接に関係しています。

当MAG21研究会のサイト「2019(令和元)年国民のマグネシウム摂取量 公開日:2021-03-12」で解説していますが、厚生労働省が5年毎に公表しているマグネシウムの食事摂取基準(mg/日)、毎年調査報告している推定摂取量の比較表によると、1日当り推奨量は30~49歳の男性370 mg/日、女性290 mg/日、妊婦(付加量)+40 mgとされています。しかしながら、各推奨量に対する摂取量から見た不足量(推定)は1日当り男性で119~134mg、女性で71~85mgで、近年の上昇傾向が認められます。
“マグネシウムの日本人の食事摂取基準と推定摂取量の比較 男女30〜49歳、摂取量 平均値(mg/日)”

マグネシウムの摂取不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、歯周病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、便秘、PMS(月経前症候群)、悪阻(つわり)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患、そして長期記憶、アルツハイマー病、さらには、昨今パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症とその重症化リスクなど様々な疾病・病態とも密接に関連していることが基礎的・臨床的・疫学的研究でも明らかにされています。今後マグネシウム摂取の重要性がさらに認知され、正しい食育が行われる事が切に望まれます。

なお、当該記事の”マグネシウムが多く含まれる食べ物“の一覧とは別に、横田邦信先生が以前から提唱している、語呂合わせした標語があります。それは、”そばのひ孫と孫は優しい子かい?納得!(そばのひ孫と孫(は)優しい子かい? 納得! 公開日:2013-03-28 http://mag21.jp/contents/362)。マグネシウムの多い食材は一般に伝統的な和の食材に豊富と言えます。

MAG21研究会のホームページでは、検索機能を設置しています。例えば“マグネシウム摂取量”などの検索キイワードを入力して記事を検索すると関連記事がリストアップされますので、ご利用ください。

マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。

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