公開日:2016-07-21
マグネシウムを上手にとって糖尿病を予防しよう!
MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 教授 横田邦信先生が監修の『マグネシウムを上手にとって糖尿病を予防しよう!』が現代書林から平成28(2016)年7月9日に発売されたのでお知らせします。
マンガでわかる!シリーズ
マグネシウムを上手にとって糖尿病を予防しよう!
~血糖値の上昇を防ぐ“簡単で美味しい”食生活~
【マンガストーリー】
佐藤家は両親と子ども2人の4人家族。佐藤さんは昨年の健康診断で糖尿病予備軍と診断されたので、食事に気をつけていました。そのおかげで体重が減り、今年の健診は自信を持って臨んだのですが、結果は昨年より血糖値が上がっていたのでした。
佐藤さんは夫婦で健康管理の相談のため病院を訪れたところ、担当した医師は東京慈恵会医科大学教授の横田邦信先生。横田先生は日本人に特有の糖尿病発症の要因は「食事からのマグネシウムの不足」であると指摘。糖尿病の予防と改善にマグネシウムを豊富に含んだ食事をとるように指導しました。その結果、半年後には佐藤さんの血糖値は基準値に戻ったのでした。
『マグネシウムを上手にとって糖尿病を予防しよう!』
横田邦信 監修/東京慈恵会医科大学教授・医学博士
松浦まどか 漫画
2016年7月9日 初版第1刷
A5判並製中綴じ
16ページ
定価:本体500円(税別)
現代書林/発行
東京都新宿区原町3-61桂ビル
TEL: 03-3205-8384
URL http://www.gendaishorin.co.jp/
このマンガ小冊子の購入や内容に関するお問い合わせ先です。
現代書林 担当/萩原
TEL: 03-3205-8040
e-mail hagiwara@gendaishorin.co.jp
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【監修者プロフィール】(本より引用)
横田邦信(よこたくにのぶ)
東京慈恵会医科大学教授。同大学附属病院糖尿病・代謝・内分泌内科診療医長、医学博士。
1951年生まれ、1984年東京慈恵会医科大学大学院を卒業後、富士市立中央病院内科医長、横須賀北部共済病院内科部長を経て、2001年東京慈恵会医科大学助教授、2010年より現職。これまで務めた役職として、日本生活習慣病予防協会参事、日本健康予防医学会理事、日本糖尿病学会学術評議員、日本マグネシウム学会理事。2007年マグネシウムの啓発を目的に、MAG21研究会(http://mag21.jugem.jp/)を共同設立した。
著書に「マグネシウム健康読本」(現代書林)、「糖尿病ならすぐに「これ」をたべなさい!」、「糖尿病ならすぐに「これ」をたべなさい!レシピ」(主婦の友社)、監修書に「血糖値が高い人のカラダに効く食べ方」(日本文芸社)がある。
【コメント】
横田邦信先生が監修の『マグネシウムを上手にとって糖尿病を予防しよう!』は、特に糖尿病予備軍で何とか改善したい、予防したい方など皆様に解り易くマンガを使って書かれているので是非ご一読をお勧めします。
マグネシウムはカルシウムの蔭に隠れて来た長い歴史があります。わが国の国民一人当たりのカルシウム摂取量は、厚生省(当時)が国民栄養の現状として戦後1946年来毎年調査報告し、厚生労働省が国民健康・栄養調査として2003年来毎年調査報告しています。一方マグネシウム摂取量は、カルシウムの調査報告より55年後の2001年から厚生省が調査報告を開始しました。カルシウムと比較し、マグネシウムはそれほど研究されていない“オーファン栄養素(Orphan nutrient)”です。この為、マグネシウムに関する国の認知が相当遅れたため国民の認知が更に遅れています。
2016.04.08 なぜわが国の2型糖尿病が戦後激増したのでしょうか?
2016.03.31 食事から摂るカルシウムとマグネシウムの比率はどのくらいが望ましいですか?
マグネシウムは健康にとってとても重要な必須・主要ミネラルです。にも拘わらず、長年にわたりほとんどの医師がこの不可欠なミネラルの血中マグネシウムを測定することもしませんし、様々な臨床症状も見過ごして来たのが現実です。
マグネシウム不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、PMS(月経前症候群)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患そして悪阻など様々な疾病・病態とも密接に関連しています。
マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。