血糖値が高い人のカラダに効く食べ方

公開日:2016-03-15

血糖値が高い人のカラダに効く食べ方

MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 教授 横田邦信先生が監修の『血糖値が高い人のカラダに効く食べ方』が日本文芸社から平成28(2016)年3月下旬に発売されるのでお知らせします。

 糖尿病や予備軍の方にとくにおすすめします。

 さらに、便秘やストレス、アンチエイジングにも。

あまり太っていないのに、糖尿病、あるいは予備軍と言われている人がなぜ多いのか。糖尿病患者の増加と日本人の食事の変化との関連を調査したら、ある栄養素の摂取量が深く関わっていることが判明しました。その栄養素=マグネシウムの摂取量と糖尿病の発症率に関する研究データから、マグネシウムを積極的に摂取することが糖尿病の予防・改善に有効なことが明らかに。

本書では、糖尿病とマグネシウムの関係をわかりやすく解説し、マグネシウムを多く含む食品や、効果的な食べ方を紹介しています。家庭で作れるレシピや、外食のときに選びたいメニューなどが、カラーのイラストで楽しく読めます。

(日本文芸社のサイトより引用: 

http://www.nihonbungeisha.co.jp/books/pages/ISBN978-4-537...

血糖値が高い人のカラダに効く食べ方』のおもな内容です。

「太っていないのに糖尿病予備群」の人がなぜ少なくないのか

1章 太っていないのに「糖尿病」の謎

   「糖尿病=肥満」は誤りだった!?

   マグネシウム不足が糖尿病を招く

   なぜ「糖尿病にマグネシウム」なのか

    column マグネシウムの効果を実感した人の声

   マグネシウムの役割は幅広い

    column 糖尿病の基礎知識

2章 はじめよう、マグネシウム生活

   マグネシウムで糖尿病を予防・改善!

   マグネシウムを上手にとるには

   食べ合わせやバランスも意識しよう

   こんな生活習慣に気をつけて

    column もっと知りたい! マグネシウムQ&A

3章 マグネシウムがとれる健康レシピ

   一日三食、リズムとバランスが大事

   献立の基本は定食スタイル

   献立内でマグネシウム量アップ

   マグネシウム生活に役立つ食材知識

   主菜/副菜/汁物/飲み物

4章 外食・中食選びの参考に! 料理別マグネシウム量&カロリー

   外食・中食で気をつけたいこと

   主食/主菜/副菜/汁物/飲み物

    column 栄養機能食品の活用も視野に入れよう

食品・料理別 栄養成分一覧表

おわりに

血糖値が高い人のカラダに効く食べ方

横田邦信 監修

2016年3月下旬発売

ISBN978-4-537-21363-8

46判・オールカラー160ページ

定価:本体1300円+税

日本文芸社

http://www.nihonbungeisha.co.jp/

http://www.nihonbungeisha.co.jp/books/pages/ISBN978-4-537...

10-175 血糖値が高い本表紙

* 図をクリックすると拡大表示します。

【監修者紹介】(本より引用)

横田邦信(よこたくにのぶ)

医学博士。東京慈恵会医科大学教授。同大学附属病院糖尿病・代謝・内分泌内科診療医長、医療保険指導室長。日本糖尿病学会学術評議員、日本生活習慣病予防協会参事、日本健康予防医学会理事、日本マグネシウム学会理事。

糖尿病というと、好きなものが食べられない、厳しい食事制限が必要などと、食事の楽しみを奪われるように感じる方も多くいらっしゃるでしょう。

しかし、「何を選び、どう食べるか」に気をつければ、糖尿病や糖尿病予備群の方でも、毎日の食事を楽しむことができるのです。(「おわりに」より)

【コメント】

   横田邦信先生の『血糖値が高い人のカラダに効く食べ方』は、2016年3月下旬に発売されますが、糖尿病、糖尿病予備軍など生活習慣病を患い、何とか改善したい、予防したい方など皆様のキッチン用参考書として解り易く書かれているので是非ご一読をお勧めいたします。

マグネシウムはカルシウムの陰に隠れて来た永い歴史があります。わが国の国民一人当たりのカルシウム摂取量は、厚生省(当時)が国民栄養の現状として戦後1946年来毎年調査報告し、厚生労働省が国民健康・栄養調査として2003年来毎年調査報告しています。一方マグネシウム摂取量は、カルシウムの調査報告より55年後の2001年から厚生省が調査報告を開始しました。カルシウムと比較し、マグネシウムはそれほど研究されていない“オーファン栄養素(Orphan nutrient)”です。この為、マグネシウムに関する国の認知が相当遅れたため国民の認知が更に遅れています。

2016.01.06 平成26年国民のマグネシウム摂取量

2014.06.03 日本人のカルシウムとマグネシウムの食事摂取比率は2より低く、1.5~1が望ましい

2012.12.14 日本人のCa/Mg摂取比率が上昇傾向

マグネシウムは健康にとってとても重要な必須・主要ミネラルです。にも拘わらず、永年にわたりほとんどの医師がこの不可欠なミネラルの血中マグネシウムを測定することもしませんし、様々な臨床症状も見過ごして来たのが現実です。

マグネシウム不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、PMS(月経前症候群)、胆石症、尿路結石、大腸がん、動脈硬化、全身性炎症そして悪阻など様々な疾病・病態とも密接に関連しています。

マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。

 

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