公開日:2016-05-30
『日経ヘルス』 2016 Juneに横田先生のコメント
MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学教授 横田邦信先生のマグネシウムに関するコメントが、
『日経ヘルス』 一生太らない!食べ方の魔法
2016年6月号 128ページからの記事に掲載されたのでお知らせいたします。
ご興味のある方は、是非ご一読をお勧めします。
【内容の一部】
大豆たんぱく質・イソフラボン・マグネシウム・カルシウム・・・・・・
大豆+にがりのダブルパワーで
女性の不調を
トータルにサポート
大豆の機能成分に、にがり由来のマグネシウム。
豆腐は、骨の健康から、女性ホルモンのトラブル、
イライラの解消まで、女性を守る強い味方だ。
全身の代謝調整に不可欠なマグネシウム
海水から塩を作る時にできる“にがり”には、マグネシウムなどの必須ミネラルが凝縮。
にがりの健康効果
お通じを改善して下腹すっきり
マグネシウムは腸の中で水分を引き寄せて便を軟らかくし、出しやすくするので便秘薬としても使われている。同時に脂肪の吸収を抑えるので、下腹ぽっこりも解消。
代謝をアップし、糖尿病リスクを下げる
マグネシウムが糖や脂肪の代謝に必要な酵素の働きを活発にして、太りにくい体に。エネルギー消費量を高める効果も期待できる。インスリンの効きの悪さ(インスリン抵抗性)を改善。
ストレスを軽減、うつ症状にも
ストレスが加わると尿中にマグネシウムが排出されてしまうので、ストレスが強い人は十分な補給が必要。イライラを解消。うつ症状の軽減に有効との報告も。
日経BP社発行『日経ヘルス』に関する連絡先です。
〒108-8646 東京都港区白金1-17-3
日経ヘルス
* 図をクリックすると拡大表示します。
【コメント】
横田邦信先生は、『日経ヘルス』 一生太らない!食べ方の魔法 (2016年5月2日発行)で、日頃からマグネシウムを十分に摂ると便秘の改善、代謝をアップして糖尿病リスクを下げ、ストレス・うつ症状を軽減するなど女性を守る強い味方として、独自の臨床データ、共同研究論文などを根拠にコメントしています。
当ホームページでは、これら研究者らの文献についても解説して来ました。
2007.10.19 マグネシウムの食後高脂血症に及ぼす影響
2009.01.19 マグネシウムの脂肪細胞分化に及ぼす影響
2010.02.24 健常ヒト被検者の食後血清脂質反応に対するマグネシウムの影響
横田先生らの臨床研究では、“MAG21”という天然高濃縮マグネシウム液の素材を使って報告をしています。
(注) 臨床研究では、西オーストラリア・デボラ湖産のマグネシウム含有量が極めて豊富、カリウムが比較的多く、更にナトリウムとカルシウムが極めて少ない天然高濃縮マグネシウム水の原料(100ml当りマグネシウム10478mg、カリウム1179mg、ナトリウム245mg、カルシウム10.4mg)を使用しています。なお、研究論文では、“MAG21”として以下の論文に報告しています。
Yokota K, Kato M, Lister F, et al., Clinical Efficacy of Magnesium Supplementation in Patients with Type 2 Diabetes. J Am Coll Nutr 23:506S-509S, 2004
http://www.jacn.org/cgi/reprint/23/5/506S
Kishimoto Y, Tani M, Uto-Kondo H, Saita E, Iizuka M, Sone H, Yokota K, Kondo K. Effects of magnesium on postprandial serum lipid responses in healthy human subjects. British Journal of Nutrition 103:469-72, 2010 Feb; Epub 2009 Nov 27.
マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。