糖尿病に勝つ!「マグネシウム食」革命

公開日:2019-04-02

MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 客員教授 横田邦信先生の著書『糖尿病に勝つ!「マグネシウム食」革命』が主婦の友社から平成31(2019)年3月23日に発売されたのでお知らせします。

もくじ

はじめに
第1章 今こそ私たちが取るべき栄養素は「マグネシウム」
第2章 驚きの真実!「肥満だけでは糖尿病にならない!!」
第3章 糖尿病を予防・改善するために不可欠な「マグネシウム」
第4章 糖尿病に勝つ! マグネシウムの摂り方・横田式基本ルール5
第5章 マグネシウムの摂り方・横田式テク9

おわりに
マグネシウムに関する近年の主な研究紹介

糖尿病に勝つ!「マグネシウム食」革命
著者: 横田邦信/東京慈恵会医科大学 客員教授・医学博士
発売日: 2019年3月23日
ISBN: 9784074367955
判型・ページ数: 4-6・192ページ
定価: 本体1,200円+税

主婦の友社
http://www.shufunotomo.co.jp/








著者紹介(本より引用)
横田邦信(よこた くにのぶ)
東京慈恵会医科大学客員教授・医学博士
昭和26 年東京生まれ。東京慈恵会医科大学・同大学院卒業。現在同大学客員教授、同大学附属病院糖尿病・代謝・内分泌内科客員診療医長、日本生活習慣病予防協会参事、日本糖尿病学会学術評議員。主な著書に『糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい!』(主婦の友社)『マグネシウム健康読本』(現代書林)などがある。

【コメント】
横田邦信先生の著書『糖尿病に勝つ!「マグネシウム食」革命』が主婦の友社から平成31(2019)年3月23日に発売されました。

糖尿病に勝つ!「マグネシウム食」革命』は、絵、図、表、写真が豊富に使われ、マグネシウムと糖尿病の関係が分かりやすく解説され、特に各食材のマグネシウム量とエネルギー量がとても解り易く記載されています。糖尿病、糖尿病予備軍など生活習慣病を患い、何とか改善したい、予防したい方など薬に頼らず食べて治す為に皆様のキッチン用参考書として是非ご一読をお勧めいたします。

マグネシウムはカルシウムの蔭に隠れて来た長い歴史があります。わが国の国民一人当たりのカルシウム摂取量は、厚生省(当時)が国民栄養の現状として戦後1946年来毎年調査報告し、厚生労働省が国民健康・栄養調査として2003年来毎年調査報告しています。一方マグネシウム摂取量は、カルシウムの調査報告より55年後の2001年から厚生省が調査報告を開始しました。カルシウムと比較し、マグネシウムはそれほど研究されていない“オーファン栄養素(Orphan nutrient)”です。この為、マグネシウムに関する国の認知が相当遅れたため国民の認知が更に遅れています。

2018-12-11 平成29年国民のマグネシウム摂取量

2019-01-11 日本人のカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)摂取量とCa/Mg摂取比率(1946~2017年) 更新

2019-02-01 わが国における糖尿病推定有病率と生活環境の推移(1946年~2017年) 更新

マグネシウムは健康にとってとても重要な必須・主要ミネラルです。にも拘わらず、長年にわたりほとんどの医師がこの不可欠なミネラルの血中マグネシウムを測定することもしませんし、様々な臨床症状も見過ごして来たのが現実です。

マグネシウムの摂取不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、歯周病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、便秘、PMS(月経前症候群)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患、悪阻(つわり)、そして長期記憶、アルツハイマー病など様々な疾病・病態とも密接に関連していることが基礎的・疫学的・臨床的研究でも明らかにされています。今後マグネシウム摂取の重要性がさらに認知され、正しい食育が行われる事が切に望まれます。

マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。

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