公開日:2016-10-11
マグネシウム文明-究極の再生可能エネルギー-の紹介 第2弾
東京工業大学 名誉教授 矢部孝先生が「マグネシウム文明-究極の再生可能エネルギー-」を以前から提唱されているので当MAG21研究会のホームページで紹介致します。
矢部先生は最近、新しく日本語と英語のホームページを開設されたのでお知らせ致します。
マグネシウム再生可能エネルギーサイクル
http://www.energy-genesis-cycle.com/
矢部先生のホームページでは、海水に存在する1800兆トンのマグネシウムのエネルギーを利用することを2004年に提唱されてから、以下の実現可能な内容について解説されています。
(1) マグネシウム燃料電池
(2) マグネシウムの再生
(3) スマートフォン用充電器(製造販売体制構築中)
(4) ドローン用電池(製造販売体制構築中)
(5) 非常用電池(製造販売体制構築中)
(6) 中・大型燃料電池(ゴルフカート用電池の製造販売体制構築中)
(7) 充電式の問題点
(8) 自動車用電池
数年後には、(8) 自動車用燃料電池などを実現することになるようです。
また、矢部先生のご厚意により3つの図を掲載いたしますので、ご参考にしてください。
* 各図をクリックすると拡大表示します。
なお、MAG21研究会のホームページでは、矢部先生のご研究内容(第1弾)について解説しています。
2014.10.27 マグネシウム文明-究極の再生可能エネルギー-の紹介 第1弾
【コメント】
地球上では18世紀半ばから19世紀にかけてイギリスで産業革命が起こりました。以来、石炭・石油エネルギーが主に使われるようになり、20世紀には核エネルギーが使われるようになりました。そして、これらエネルギー資源は、電車、車、オートバイ、航空機、船、工業用電気、家庭用電気・電化製品などに利用され、世界中でも便利な社会が形成されました。
しかし、一方では、石炭・石油・核エネルギーによる地球環境に対する悪影響を及ぼし、地球の温暖化に関係していると議論されています。
私達は、美しい地球を守らなければなりません。現在の地球環境をこれ以上悪化させることはできません。この為には近い将来、石炭・石油・核エネルギーに頼らない、すなわち次世代エネルギーの実用化が切に望まれています。
マグネシウムは鉱石とか海水に無尽蔵に存在し、海水には1800兆トンと試算されています。マグネシウムをエネルギーとして利用し、二酸化炭素や有害な物質を出さず、環境にも優しく再生可能なエネルギー源となり、実用化に向けた製品開発が精力的に進められていることは実に素晴らしいことです。
東京工業大学の矢部孝名誉教授は以前から再生エネルギー源としてマグネシウムに着目されマグネシウム循環社会の実現化に向けて努力されています。
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