日本人の食事摂取基準

公開日:2007-09-05

日本人の食事摂取基準

厚生労働省から国民に対し、「日本人の食事摂取基準」として男女年齢毎に必要な栄養素とその望ましい摂取量が提示されています。

● わが国の食事摂取基準は、厚生労働省が5年毎に見直しをしています。最新版は平成16年11月22日、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」として厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室から公開されています。

● 食事摂取基準の目的は、「健康な個人または集団を対象として、国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防を目的とし、エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すものである。」とされています。

この様に厚生労働省は、国民に生活習慣病の予防対策とし、医療費削減になるためかなり力を入れていることがうかがわれます。

● ここでは特に、マグネシウムの食事摂取基準量について述べます。

マグネシウムの食事摂取基準量は、平成元年(1989)の「第4次改訂栄養所要量」で初めて取り上げられ、目標摂取量300mg(例として、男性30~49歳)とされました。その後、マグネシウムの重要性が指摘されても国はなかなか認めず第6次改訂で、ようやく栄養所要量として320mgが策定され、平成16年(2005年版)には推奨量として370mg(例として、男性30~49歳)まで急に増量されています。

マグネシウムの食事摂取基準(mg/日) 「日本人の食事摂取基準(2005年版)

4-4 Mg食事摂取基準

 

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