メタボリックシンドロームとは

公開日:2007-08-17

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは

● メタボリックシンドロームの定義と診断基準は2005年,日本動脈硬化学会,日本肥満学会,日本糖尿病学会,日本高血圧学会,日本循環器学会,日本内科学会,日本腎臓病学会,日本血栓止血学会の内科系8学会が共同で作成し,わが国における独自のメタボリックシンドローム診断基準を発表しました(日本内科学会雑誌,94(4):794-809,2005)。

● 定義は、「内臓脂肪の蓄積によるインスリン抵抗性を基盤に糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧を複数合併するマルチプルリスクファクター症候群(ひとつのキープレイヤーが存在することによって複合型の病態が起こるひとつの疾患単位)で、高コレステロール血症とは独立した動脈硬化になりやすい病態」とされています。

● 日本人のメタボリックシンドローム(MS)判定には、必須項目と3つの選択項目があります。

大人メタボ基準

● 子どものメタボリックシンドローム(MS)基準は2007年4月2日、厚生労働省の研究班が作り、今後本格的に調査すると発表されました(朝日新聞朝刊2007年4月2日)。判定には、必須項目と3つの選択項目があります。

小児メタボ基準

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