女性及び小児とメタボリックシンドロームについて 小児メタボ

公開日:2007-08-23

女性及び小児とメタボリックシンドロームについて 小児メタボ

小児メタボリックシンドローム

最近、小児メタボリックシンドロームが話題になっています。

厚生労働省の研究班が、6~15歳を対象とする小児メタボリックシンドロームの診断基準を発表されました。予備調査では、肥満児の5~20%、一般の子供の0.5~3%が該当します。予備軍は、肥満児の70~80%、一般の子供の7~8%が該当するとしています。この為、メタボリックシンドロームの予防は子供の頃から必要としています。

米国ノースウエスタン大学医学部の研究者らは、“若者4,637例を対象に15年間追跡調査し、マグネシウム摂取量が最も多い群では最も少ない群に比べてメタボリックシンドロームになるリスクは31%減少。若い時から十分なマグネシウムの摂取が大切”と報告しています(He K, et al., Circulation 113:1675-1682, 2006)。

小児メタボリックシンドロームの予防には、日頃からマグネシウムが比較的豊富な穀類、緑黄色野菜などを摂る様な食生活の改善、適度な運動習慣を持ち、休養などの生活習慣を見直し、そしてストレスを減らすことが大切です。

 

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