日本経済新聞2022年10月1日発行に横田先生の記事が掲載

公開日:2022-10-13

MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 客員教授 横田邦信先生の記事が、日本経済新聞2022年10月1日発行に掲載されたのでお知らせいたします。

横田邦信先生の記事“マグネシウム不足”の内容は、分かりやすく解説されていますので、是非ご一読をお勧めします。
 
【主な内容】
マグネシウムは健康維持に不可欠な必須・主要ミネラルで、不足すると様々な身体の働きや生活習慣病と密接な関係が近年報告され、不足要因、食事からの効率的な摂取などについて解説しています。
https://drive.google.com/file/d/1F-tahC9DNIVLNNEO42TemYthltB1-ftn/view

日本経済新聞 ウエッブサイト(会員限定)でも閲覧可能です。
高血圧・糖尿病の一因に 日本人に多いマグネシウム不足
カラダづくり
2022年9月30日 5:00 [有料会員限定]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD15AQB0V10C22A9000000/

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https://www.nikkei.com/
 
【コメント】
横田邦信先生は、日本経済新聞2022年10月1日発行の記事でマグネシウム不足の要因と摂取の重要性などを解説しています。
 
当MAG21研究会のサイト「2019(令和元)年国民のマグネシウム摂取量 公開日:2021-03-12」で解説していますが、厚生労働省が5年毎に公表しているマグネシウムの食事摂取基準(mg/日)、毎年調査報告している推定摂取量の比較表によると、1日当り推奨量は30~49歳の男性370 mg/日、女性290 mg/日、妊婦(付加量)+40 mgとされています。
しかしながら、各推奨量に対する摂取量から見た不足量(推定)は1日当り男性で119~134mg、女性で71~85mgで、近年の上昇傾向が認められます。

“マグネシウムの日本人の食事摂取基準と推定摂取量の比較 男女30〜49歳、摂取量 平均値(mg/日)”

マグネシウムの摂取不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、歯周病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、便秘、PMS(月経前症候群)、悪阻(つわり)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患、そして長期記憶、アルツハイマー病、さらには、昨今パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症とその重症化リスクなど様々な疾病・病態とも密接に関連していることが基礎的・臨床的・疫学的研究でも明らかにされています。今後マグネシウム摂取の重要性がさらに認知され、正しい食育が行われる事が切に望まれます。
 
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