公開日:2019-08-29
MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 客員教授 横田邦信先生の記事“糖尿病 「マグネシウム不足を食事で補おう! インスリンの効きがよくなり糖尿病が改善」”が、月刊誌『壮快』 2019年10月号(8月16日発行・発売)に掲載されたのでお知らせいたします。
まず、横田邦信先生の監修、料理・栄養計算された検見﨑聡美先生(料理研究家、管理栄養士)による“代謝アップ!専門医お勧め血糖降下に大活躍!マグネシウムたっぷり薬膳”(p75~p81)には、マグネシウム食材が掲載されているので献立の参考になります。
次に、横田邦信先生の記事“糖尿病 「マグネシウム不足を食事で補おう! インスリンの効きがよくなり糖尿病が改善」”(p98~p100)の内容は、分かりやすく解説されていますので、是非ご一読をお勧めいたします。
摂取カロリーは減っても糖尿病は増え続けている
血圧を下げて肥満予防にもなる
日本の糖尿病推定有病率と食生活の推移(1946~2017年)
トーストとコーヒーよりバナナと豆乳がお勧め!
マグネシウムたっぷり食材「そばのひ孫と孫は(わ)優しい子かい?納得!」
『壮快』に関する連絡先です。
株式会社マキノ出版
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【コメント】
横田邦信先生の記事“糖尿病 「マグネシウム不足を食事で補おう! インスリンの効きがよくなり糖尿病が改善」”は、ヒトの身体にとって必須で主要(私たちの体では作られないので、毎日の食材から摂らなくてはならず、1日の摂取量が100mg以上の摂取が必要なミネラルの定義です)なマグネシウムと糖尿病、高血圧や肥満にも関係し、毎日のマグネシウム摂取不足を食材から補う方法について役立つ内容が分かりやすく解説しています。
国が定めるマグネシウムの推奨量1日当り男性で370mg、女性で290mgに対する摂取量から見た不足量は、1日当り男性で131~136mg、女性で77~87mgで近年の上昇傾向が見られるので、これらの食品を意識して、マグネシウムを積極的にとり、若い時から糖尿病、脳卒中、心筋梗塞突然死、こむら返り、便秘などの予防に役立てていただきたいものです。
マグネシウムの摂取不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、歯周病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、便秘、PMS(月経前症候群)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患、悪阻(つわり)、そして長期記憶、アルツハイマー病など様々な疾病・病態とも密接に関連していることが基礎的・疫学的・臨床的研究でも明らかにされています。今後マグネシウム摂取の重要性がさらに認知され、正しい食育が行われる事が切に望まれます。
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