『ばらんす』 2018年夏号に横田先生の記事

公開日:2018-08-08

MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 客員教授 横田邦信先生の記事ウエルネス・インタビユー“メタボリックシンドローム対策にマグネシウムの摂取が効果的です”が、季刊誌『ばらんす』 2018年夏号に掲載されたのでお知らせいたします。

横田邦信先生の記事ウエルネス・インタビユー“多彩な生理作用のアンチエイジングミネラルメタボリックシンドローム対策にマグネシウムの摂取が効果的です”(p10~p11)の内容は、分かりやすく解説されていますので、是非ご一読をお勧めいたします。

マグネシウムはどんな働きをするのでしょうか
マグネシウムの生理作用が非常に多彩で、細胞内外のミネラルバランスを調整する働き、骨や歯の構成成分、神経の興奮を抑えたり、力ルシウムの作用をコントロールして筋肉の収縮・弛緩を調整したり、血圧を適度に調整する作用もあり、抗動脈硬化作用があることから“アンチエイジングミネラル”ともいわれています。しかし、マグネシウムの摂取量が不足している方が増えてきています。

どのくらい不足しているのでしようか
日本人で推奨されているマグネシウムの1日摂取量は30〜49歳の男性で370 mg、女性で290 mgですが、男性で130 mg、女性で80 mg程度不足しています。

マグネシウムが不足するとどうなるのでしょうか
マグネシウムが不足すると、糖尿病とメタボリックシンドロームのリスクが高まり、足のつり(こむら返り)、心筋梗塞、脳梗塞、うつ病、不整脈、悪阻、尿路結石、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症、不眠、片頭痛、月経前症候群(PMS)、便秘、大腸がん、すい臓がんなどのさまざまな症状や疾病を引き起こします。

十分に摂るためにはどうすればよいのでしょうか
マグネシウムを豊富に含む伝統的な日本の和の食材を中心とする食生活に改善すると効果的です。マグネシウムの多い食材リストの標語です。
「そばのひ孫と孫は(わ)優しい子かい? 納得!」と覚えましょう

季刊誌『ばらんす』について
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● 仕様 季刊誌(年4回)/ A4判 / 16ページ

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【コメント】
季刊誌『ばらんす』 2018年夏号では、横田先生のウエルネス・インタビユーで“多彩な生理作用のアンチエイジングミネラル メタボリックシンドローム対策にマグネシウムの摂取が効果的です”について役立つ内容が分かりやすく解説しています。

マグネシウムは健康にとってとても重要な必須・主要ミネラルです。にも拘わらず、長年にわたりほとんどの医師がこの不可欠なミネラルの血中マグネシウムを測定することもしませんし、様々な臨床症状も見過ごして来たのが現状です。

マグネシウムの摂取不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、歯周病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、PMS(月経前症候群)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患、悪阻、そして長期記憶、アルツハイマー病など様々な疾病・病態とも密接に関連しています。

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