公開日:2017-08-06
MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 客員教授 横田邦信先生がメインの特集記事監修のTJ MOOK 『血圧を自力で下げる食べ方』が宝島社から平成29(2017)年8月3日に発売されたのでお知らせします。
内容(14~35ページ)
血圧を上げてしまうのはMAG(マグネシウム)不足だった!
MAG食を食べて血圧を下げる
病気の陰にあったMAG不足が明らかに!
今見直されるべきはMAGの実力!
カルシウム不足以上より深刻なMAG不足!
MAGをもぐもぐ、かしこい食べ方
TJ MOOK
血圧を自力で下げる食べ方
横田邦信 監修(14~35ページ)/東京慈恵会医科大学 客員教授・医学博士
http://tkj.jp/book/?cd=12793701
【監修者プロフィール】(本より引用)
横田 邦信(よこた くにのぶ)
東京慈恵会医科大学客員教授。同大学付属病院客員診療医長。マグネシウム啓発目的で2007年にMAG21研究会を共同設立。著書・監修書に『マグネシウム健康読本』(現代書林)、『糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい』 『糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい レシピ』(主婦の友社)、『血糖値が高い人のカラダに効く食べ方』(日本文芸社)、『自力で下げる血糖値』(笠倉出版)ほか。マグネシウム啓発サイトMAG21研究会 http://mag21.jp/ がある。
【コメント】
横田邦信先生がメインの特集記事監修のTJ MOOK 『血圧を自力で下げる食べ方』が宝島社から平成29(2017)年8月3日に発売されました。
マグネシウムはカルシウムの蔭に隠れて来た長い歴史があります。わが国の国民一人当たりのカルシウム摂取量は、厚生省(当時)が国民栄養の現状として戦後1946年来毎年調査報告し、厚生労働省が国民健康・栄養調査として2003年来毎年調査報告しています。一方マグネシウム摂取量は、カルシウムの調査報告より55年後の2001年から厚生省が調査報告を開始しました。カルシウムと比較し、マグネシウムはそれほど研究されていない“オーファン栄養素(Orphan nutrient)”です。この為、マグネシウムに関する国の認知が相当遅れたため国民の認知が更に遅れています。
2017.01.17 日本人のカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)摂取量とCa/Mg摂取比率(1946~2015年) 更新
2017.01.23 わが国における糖尿病推定有病率と生活環境の推移(1946年~2015年)
マグネシウムは健康にとってとても重要な必須・主要ミネラルです。にも拘わらず、長年にわたりほとんどの医師がこの不可欠なミネラルの血中マグネシウムを測定することもしませんし、様々な臨床症状も見過ごして来たのが現実です。
マグネシウム不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、PMS(月経前症候群)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患そして悪阻など様々な疾病・病態とも密接に関連しています。
マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。