公開日:2017-04-28
MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 客員教授 横田邦信先生が監修のSAKURA MOOK 36 『1か月で正常値 自力で下げる血糖値』が笠倉出版社から平成29(2017)年4月24日に発売されたのでお知らせします。
『1か月で正常値 自力で下げる血糖値』のおもな内容です。
「太っていないのに糖尿病予備群」の人がなぜ少なくないのか
【監修者紹介】(本より引用)
横田邦信(よこたくにのぶ)
東京慈恵会医科大学教授・医学博士。同大学附属病院糖尿病・代謝・内分泌内科客員診療医長。昭和26年生まれ。昭和53年東京慈恵会医科大学、昭和59年同大学大学院を卒業後、富士市立中央病院内科医長、横須賀北部共済病院内科部長を経て、平成13年東京慈恵会医科大学助教授、平成22年同大学教授。日本生活習慣病予防協会参事。日本糖尿病学会学術評議員。日本健康予防医学会理事。元日本マグネシウム学会理事。マグネシウム啓発目的でMAG21研究会を2007年に共同設立。著書・監修に『マグネシウム健康読本』(現代書林)、『糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい』 『糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい レシピ』(ともに主婦の友社)、『血糖値が高い人のカラダに効く食べ方』(日本文芸社)などがある。
MAG21研究会 http://mag21.jp/
【コメント】
横田邦信先生が監修のSAKURA MOOK 36 『1か月で正常値 自力で下げる血糖値』は、2017年4月24日に発売されましたが、糖尿病、糖尿病予備軍など生活習慣病を患い、何とか自力で血糖値を下げたい、予防したい方など皆様のキッチン用参考書として解り易く書かれているので是非ご一読をお勧めいたします。
マグネシウムはカルシウムの蔭に隠れて来た長い歴史があります。わが国の国民一人当たりのカルシウム摂取量は、厚生省(当時)が国民栄養の現状として戦後1946年来毎年調査報告し、厚生労働省が国民健康・栄養調査として2003年来毎年調査報告しています。一方マグネシウム摂取量は、カルシウムの調査報告より55年後の2001年から厚生省が調査報告を開始しました。カルシウムと比較し、マグネシウムはそれほど研究されていない“オーファン栄養素(Orphan nutrient)”です。この為、マグネシウムに関する国の認知が相当遅れたため国民の認知が更に遅れています。
2017.01.17 日本人のカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)摂取量とCa/Mg摂取比率(1946~2015年) 更新
2017.01.23 わが国における糖尿病推定有病率と生活環境の推移(1946年~2015年)
マグネシウムは健康にとってとても重要な必須・主要ミネラルです。にも拘わらず、長年にわたりほとんどの医師がこの不可欠なミネラルの血中マグネシウムを測定することもしませんし、様々な臨床症状も見過ごして来たのが現実です。
マグネシウム不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、PMS(月経前症候群)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患そして悪阻など様々な疾病・病態とも密接に関連しています。
マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。