つわりの症状の軽減

公開日:2010-10-22

つわりの症状の軽減

2010年9月10日、東京慈恵会医科大学 教授 恩田威一先生の“つわり時の軽度・中等度の脱水にORS”が大塚薬報 2010/No.658 26~28頁 「経口補水療法最前線 第23回」に掲載されたのでお知らせします。

内容は、恩田威一先生が産科医療、周産期医療の専門として悪阻(つわり)の症状の軽減についての研究内容です。以下にアウトラインします。

つわりについて

●      つわりに苦しむ妊婦は少なくありませんね。      

      つわりの原因は?

メカニズムについての考察

      つわりがあるとき、妊婦の体内では何が起こっているのですか?

      どんな電解質が関係しているのですか?

      結果的にナトリウムの不足が起こるのですか?

      ほかに注意することはありますか?

      つわりを訴える妊婦にORSを飲んでもらったところ、症状が軽快したそうですね?

      輸液とORSの成分は異なるのですか?

      これまでの常識がつわりを悪くしていることも考えられるのですね。

“塩分のとりすぎはよくありませんが、不足するとつわりの軽減は難しいので、適量をとることが大切です。また、マグネシウムも不足しないようにしていただきたいですね”と締め括っています。

「転載不可」、「出典:『大塚薬報』No.658,2010」

発行日:   平成22年9月10日

発行:      株式会社大塚製薬工場

〒772-8601 徳島県鳴門市撫養町立岩字芥原115

電話 (088)684-2214

http://www.otsukakj.jp/

10-065 大塚薬報 20100910号表紙

【コメント】

東京慈恵会医科大学 教授 恩田威一先生の論文が大塚薬報 2010/No.658 26~28頁に掲載されたものです。先生は、臨床現場に於けるマグネシウムの重要性、マグネシウムの啓発にも力を入れて、MAG21研究会 http://mag21.jugem.jp/のホームページの開設にも関わりました。

マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。

 

 

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