わかさ夢ムック34 心房細動・期外収縮など不整脈特集に横田先生の記事

公開日:2017-02-21

MAG21研究会のメンバーで東京慈恵会医科大学 教授 横田邦信先生の“心筋を動かすのに不可欠なマグネシウムの不足も不整脈や心筋梗塞を増やす原因で、大麦で補え”に関する記事が、平成29年2月1日発行 わかさ夢MOOK34 『夢21』特別編集に掲載されましたのでお知らせいたします。

雑誌タイトル: 100万人を襲う! 心房細動 期外収縮など不整脈の発作ストップ!心室細動も防げる!

中タイトル: 心房細動にはオリーブオイル 心室細動には魚油、狭心症には牛肉など発症を防ぐ[強心作りおきおかず](p42)

ご興味のある方は、是非ご一読をお勧めいたします。

横田邦信先生の記事“心筋を動かすのに不可欠なマグネシウムの不足も不整脈や心筋梗塞を増やす原因で、大麦で補え”(p45)の内容は、分かりやすく解説されています。大まかな内容です。

不整脈や狭心症、心筋梗塞などを招く大きな原因の一つとして「マグネシウム」の摂取不足があります。マグネシウムは私たちの体の細胞膜の門番として、細胞内外のミネラルなどのバランスを整える働きをします。そのため、不足すると、細胞膜が不安定になってバランスの調整がうまくいかず、細胞の一つひとつが正常に動かなくなって、不整脈が起きやすくなるのです。不足している原因は、主に食生活の欧米化がありますが、特にマグネシウム含有量の多い大麦などの雑穀を主食にとる機会が減り、精白米になったことが挙げられます。

東京慈恵会医科大学教授
同附属病院糖尿病・代謝・内分泌内科診療医長
横田 邦信

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平成29年2月1日発行 わかさ夢MOOK34 『夢21』特別編集では、不整脈の大特集としてヒトの身体にとって必須・主要(私たちの体では作られないので、毎日の食材から摂らなくてはならず、1日の摂取量が100mg以上のミネラルの定義です)なマグネシウムと不整脈との関係について役立つ内容が分かりやすく解説しています。

マグネシウムはカルシウムの蔭に隠れて来た長い歴史があります。わが国の国民一人当たりのカルシウム摂取量は、厚生省(当時)が国民栄養の現状として戦後1946年来毎年調査報告し、厚生労働省が国民健康・栄養調査として2003年来毎年調査報告しています。一方マグネシウム摂取量は、カルシウムの調査報告より55年後の2001年から厚生省が調査報告を開始しました。カルシウムと比較し、マグネシウムはそれほど研究されていない“オーファン栄養素(Orphan nutrient)”です。この為、マグネシウムに関する国の認知が相当遅れたため国民の認知が更に遅れています。

2016.12.13 平成27年国民のマグネシウム摂取量
2017.01.17 日本人のカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)摂取量とCa/Mg摂取比率(1946~2015年) 更新
2017.01.23 わが国における糖尿病推定有病率と生活環境の推移(1946年~2015年)

マグネシウムは健康にとってとても重要な必須・主要ミネラルです。にも拘わらず、長年にわたりほとんどの医師がこの不可欠なミネラルの血中マグネシウムを測定することもしませんし、様々な臨床症状も見過ごして来たのが現実です。

マグネシウム不足は虚血性心疾患、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドロ-ムなどの生活習慣病、喘息、不安とパニック発作、うつ病、(慢性)疲労、片頭痛、骨粗鬆症、不眠症、こむら返り、PMS(月経前症候群)、胆石症、尿路結石、大腸がん、すい臓がん、動脈硬化、全身性炎症性疾患そして悪阻など様々な疾病・病態とも密接に関連しています。

マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。

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