公開日:2009-12-29
生活習慣病に対するミネラル栄養の重要性 Mg(マグネシウム)
2009年、MAG21研究会メンバーの東京慈恵会医科大学 准教授 横田邦信先生、同大学 教授 恩田威一先生の「生活習慣病に対するミネラル栄養の重要性 Mg(マグネシウム)」についての論文が出版されたのでお知らせ致します。
論文の内容は、
はじめに
I Mgとは?
1.Mgの位置づけ
2.Mgの存在部位
3.生体内でのMgの役割
II Mg不足と疾患との関連
III 生活習慣病とは?
1.インスリン抵抗性
2.インスリン抵抗性の発現機序
IV 2型糖尿病発症へのMg関与
1.糖尿病の定義
2.2型糖尿病有病率と生活環境の推移
3.現代人は慢性的Mg摂取不足
4.2型糖尿病の発症仮説
5.Mg補充の有用性
V メタボリックシンドロ-ム発症へのMgの関与
VI その他の疾病とMgの関係
1.脂質異常症
2.高血圧症
3.その他
VII 血清総Mg濃度の基準値の問題点
おわりに
参考資料:
横田邦信、恩田威一: 生活習慣病に対するミネラル栄養の重要性 Mg(マグネシウム).機能性食品と薬理栄養(J・JSMUFF) 5:393-401, 2009
日本機能性食品医用学会 URL: http://www.jsmuff.com/
日本機能性食品医用学会誌 新たなヘルス・プロモーターの育成をめざし 「機能性食品と薬理栄養」 特集 ミネラル・必須微量元素と生活習慣病
発行所:
メディカル・コア(株式会社日本医学中央会)http://www.medical-core.jp/
〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-8-1 栄ビル
Tel 03-3552-7741(代表)
【MAG21研究会コメント】
この論文は、日本機能性食品医用学会誌 新たなヘルス・プロモーターの育成をめざし 「機能性食品と薬理栄養」 特集 ミネラル・必須微量元素と生活習慣病 に掲載されたものです。
マグネシウムが栄養学上極めて重要な主要必須ミネラルであること、さらにはその食事性摂取が食の“半欧米化”によって激減し多くの生活習慣病、特に、2型糖尿病やメタボリックシンドロームの発症に密接に関わっていることが認知され、そして食育にも取り入れられることを切に望みます。
この記事に対するご意見やご質問を心からお待ちしております。