公開日:2007-10-05
メタボリックシンドロームの患者数 -更新-
厚生労働省は2007年5月16日、平成17年 国民健康・栄養調査結果の概要(平成18年国民健康・栄養調査「速報」を含む)を発表しました。
平成18年国民健康・栄養調査「速報」には、2004年(平成16年)~2006年(平成18年)のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予備群・該当者の状況(40歳以上)が報告されています。
男性40~74歳では、メタボリックシンドロームの年次推移に大きな変化は無く、2人に1人が該当者(25%前後)または予備群(26%前後)と考えられています。
女性40~74歳では、メタボリックシンドロームの年次推移に大きな変化は無く、5人に1人が該当者(11%前後)または予備群(9%前後)と考えられています。
男女40~74歳のメタボリックシンドロームについて、年齢階級別の人口(全体約5,700万人)からそれぞれ該当者、予備群が推計されています。年次推移に大きな変化は無く、依然として深刻な状況が続いています。
(参照) 平成17年 国民健康・栄養調査結果の概要(平成18年国民健康・栄養調査「速報」を含む)平成19年5月16日厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室
「平成16年 国民健康・栄養調査結果の概要について~メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況を中心に~」平成18年5月8日厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室報道発表資料
(注意) 調査では、先に述べた内科系8学会のメタボリックシンドロームの診断基準を参考に、ウエストと血圧は学会基準と同じ、血中脂質と糖代謝については厚生労働省独自の基準で推計されています。